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昨日、シーズンの切り替えに際し、今回 Hattrick で大きな動きがあったと書きました



私がこのブログを書き始めた頃(最初の記事がこれですから、つまり2009年の春ですね)、Hattrick のユーザーは95万人くらいでした。

そこで、「世界中で約100万人がプレーする」と書いたわけです。

日本ユーザーに限って言えば、現在600人をやや上回っており、当時のほぼ2倍です。

とはいえ ピークにの2010年5月20日の1132人に比べれば半減したとも言えますが、これはサカつくオンラインとファンタジーサッカーのサービス停止に伴うバブルだったので、そのバブルがはじけた後は、まあ安定していると言えます。

しかし、 世界的に見ますと、ユーザー数はここしばらく緩やかながらも安定して減少傾向にありまして、先日遂に70万人を割りました(スタッフは、携帯や Facebook のゲームの台頭に押されていることと、若年層を取り込めていないことを原因として挙げています)。



Hattrick は無料のオンライン・サッカーゲームです。

その運営は、Hattrick Supporter という有料サービスによって支えられています。

有料サービスと言っても価格は非常に安いですし(何ヶ月分をまとめて買うかによって異なりますが、1ヶ月300円から500円くらいです)、このサービスを購入しなくてもクラブ運営や試合に支障はありません。

 Hattrick Supporter はゲームをより楽しくするものであって、有利にするものではないからです。

現に、昨シーズン Nippon リーグのトップ・ディビジョン J. League を優勝し、カップ戦も制して国内2冠を達成した現時点での日本最強のクラブ pirxy は現在 Hattrick Supporter ではありません。

最近、無料をうたいながら実際には課金しないと満足に遊べない携帯ゲームもあるようで、これを「無料」と強調することを規制する動きもあるそうですが、おそらく Hattrick は「無料」と言ってもその規制に引っかかることはないでしょう。

世界的なユーザー数の減少は、同時に Hattrick Supporter の減少も意味するわけで、どうやら財政面を改善する必要に迫られているようです。



それに関するアナウンスが立て続けに発表され、ユーザーの猛反発を招きました。

問題となったアナウンスは次の3つです。

「Hattrick Gearsのご紹介」、「統計の進化」、「The Seasons Ahead」。

 「The Seasons Ahead」の記事は訳していません。

記事が長すぎたので、日本語ユーザーの関心の薄そうな箇所を削って良いかと確認したところ、あまり肯定的な反応が得られず、モチベーションの低下もあって、結局要点をフォーラムに投稿するだけという対応になりました(最近 My Hattrick の記事を訳してくれているのは、もっぱら LA-six-man 監督です。感謝)。 



 「Hattrick Gearsのご紹介」で問題となったのは、Hattrick Supporter の価格引き上げのアナウンス(年間34.80→44.80ユーロ)。

 「統計の進化」では、Hattrick の便利なデータサイト Alltid の正式な閉鎖が告げられたにもかかわらず、代わりに実装された統計機能があまりに貧弱だったことが、データや統計を好む Hattrick ユーザーの反発を招きました。

 「The Seasons Ahead」は、今後の Hattrick の方針に関するアナウンスだったのですが、その中で重要な3人のスタッフ(GM、Mod、LA のようなボランティア・スタッフではなく、ちゃんと給料をもらっている本来のスタッフ)が HT チームを離れることがユーザーに動揺を与えました。

 その中にはコミュニティ・マネージャーとして唯一フォーラムで活発にユーザーと交流していたスタッフ(HT-Anne)や、ゲームエンジンをデザインしたスタッフも含まれます。

普段 Global フォーラムを読まない方にはなじみが薄いでしょうが、特に HT-Anne は元々ユーザー側の人間で、質問や苦情に対する反応も早かったため任期のあるスタッフでした。

それが突然の解雇。

しかも、実際の所はどうなのか知りませんが、表向きの理由が Hattrick の本拠であるスウェーデンのマルメに引っ越してこないから、だからひどい。

しかも彼女の代わりにコミュニティ・マネージャーの役割を引き受けるスタッフは発表されず。

いきなり価格引き上げ、しかも統計などの一部の機能はむしろ低下、人気のあるスタッフの解雇と、立て続けに悪いニュースが飛び込んできて、ユーザーは動揺。

特に価格引き上げに対する怒りは非常に大きな反発がありました。

そもそも、顧客が減少している? →じゃあ価格を上げよう! という発想からして、マーケティングというものを理解していない。

日本のユーザーにすれば、年間10ユーロ価格が上がっても、 このところの円高を考えればむしろ実質的には去年より安くなっているわけで、そんなに深刻ではないかも知れませんが、ヨーロッパは不景気ですし、他の地域にはもっとずっと貧しい国だってあるわけです。

にもかかわらず、本来その不満に対処するはずのコミュニティ・マネージャーはクビにして代わりがいないのだから混乱するのも当然です。

実はスタッフ(GM、Mod、LA のようなボランティア・スタッフ)でさえ怒っているユーザーが多く、中にはスタッフを止めるという古参の GM まで。

しかも1人じゃない。



で、ここからが凄かった。

日本じゃちょっとこうはならないかな、というユーザーの反応が。

3つのアナウンスのうちの最後の 「The Seasons Ahead」が発表されると、Global フォーラムのスレッドに書き込みが殺到。

対応している HTチームのスタッフは、実質 HT-Johan 一人だったので、当然対応しきれない。

そこうしているうちに、ユーザー同士の間で価格引き上げに反対する連盟を作ろうという動きが出て、あっという間にそれを目的とした連盟が乱立。

その日のうちに最もユーザー数の多い連盟に合流しようと言うことになって Stop The Overdone Prices (103485) と言う連盟に集結(まだその時は連盟の名前は違った)。

私も、私自身は価格引き上げの影響を受けませんが、Hattrick にとって自殺行為だと思ったので、これに参加。

ほとんど見ているだけですが、こういう抗議活動は数が重要ですよね。

他にも、GM や Hattrick Press の Global 編集者までメンバーに。

3日と経たぬうちに2,000人を超える大規模連盟に急成長。

Hattrick 内で上位ベスト5に入る連盟となります。

連盟はその後も成長を続けて、この記事を書いている時点でメンバー数は2,831人で Hattrick で2番目に大きい連盟となっています(ちなみに1番は Hattrick Organizer Community で3,312人。



活動としては、 Hattrick Press に値上げ反対の記事を投稿したり(Global では大人の事情で公開できず)、署名運動をしたり(もしよろしければサインをお願いします(http://www.ipetitions.com/petition/hattrick/)サイン後に表示される寄付を求める画面は、そのサイトの運営に対する寄付なので、無視して問題なし)。

中にはスタッフに一斉に抗議のメールを送ろうなんてスパムじみた意見もありましたが、次第に組織化されて暴発しないように制御されていきました。

連盟のメンバーである Global 編集者が持っているチャンネル経由で交渉を続けた結果、遂に無視できなくなったか、絶対に値上げ撤回はあり得ないと言っていた HT-Johan が、話し合いに応じると妥協。



ここから先はまだ正式発表されていませんし、具体的にどうなるか不透明なので書きませんが、HT-Johan は積極的にユーザーの意見に耳を傾けると言っているようで、どうやら事態は改善に向かっているようです。



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